劉備
人の縁を束ねる旗手
自分の考えや熱意を、はっきり伝えることで、自分らしい役割を見つける人。
混沌・善 | 人物像の分類CHARACTER ARCHIVE / 人物列伝
惜しまず仲間を支える後援者
糜竺は、字を子仲といい、徐州東海郡朐県の人で、下僕1万人を抱える大富豪でした。徐州の陶謙に招かれて別駕従事となり、196年、呂布に拠点を奪われた劉備に下僕2千人と金銀を与え、妹を夫人として嫁がせて支えています。蜀では安漢将軍となり、席次は諸葛亮より上に置かれました。219年、弟の糜芳が呉に内通して関羽の敗死を招くと、自らを縄で縛って罰を願い出ます。劉備に慰められましたが、恥じて病に倒れ、1年ほどで没しました。
THE WAY OF LIFE
誰かが前へ進むには、その人の力だけでは足りない時があります。糜竺は、足りないものへ手を伸ばし、挑戦を続けられるよう支える後援者です。自分が舞台の中央に立たなくても、出来事の一部になれます。
支援は、渡した瞬間に終わるとは限りません。相手の歩みを信じ、思いどおりの成果が返らなくても関係を考え直す。その難しさまで引き受けるところに、惜しまない姿勢の深さがあります。
人の可能性を信じ、必要な資源や安心を届けられます。一方、支えることに喜びを感じるほど、自分の限界を後回しにしがちです。援助の範囲を決めることは冷たさではなく、長く支援を続けるための準備になります。
このページの性格・人物像と生き方の文章は、史実や『三国志演義』の記述そのものではなく、本サイト独自の8軸と人物タイプに基づく読み物です。史実上の性格を断定するものではなく、値も能力や武力の評価ではありません。
IN THE CHRONICLES
生没年不詳 字は子仲。徐州東海郡朐県の人。
正史『三国志』を中心とした概略です。年や細部には異説があります。
THE EIGHT DIMENSIONS
高いほど優秀という意味ではありません。左右それぞれに持ち味があります。
SOUL ALIGNMENT / 糜竺の行動指針
原則と柔軟さの釣り合いを取る、自分の損得と無関係に他者のために動く。
善=自分の損得と無関係な他者支援、悪=自分個人の利益、中立=組織・家のため、または動機が混在する場合。秩序/混沌はルール/裁量で別に判定します。人物とユーザー診断には同じ判定範囲を適用します。中立は2.75より大きく3.25より小さい値で、境界の2.75・3.25は含みません。人物分類は本作の解釈です。人物ごとの動機に着目した分類であり、史実上の内心を断定するものではありません。史料に基づく人物像の解釈には幅があり、この分類は暫定的なものです。史料の記述と本サイトによる解釈を区別し、人物ごとの説明では分類の理由を紹介しています。
ALIGNMENT / 人物像の解釈
規律・裁量の視点
役割の形式より相手に必要な支えを考えつつ、関係の責任も保つ人物像です。自由な援助と継続する関わりの両面を見て、規律軸は中立としています。
動機の視点
このサイトでは、行動の動機を基準に善・中立・悪を分類しています。自分の損得と無関係に他者のために動く場合は善、自分個人の利益のために動く場合は悪、組織や家のために動く場合や主な動機を一方に定められない場合は中立です。実際の道徳性を測るものではなく、秩序・混沌の判定とは独立しています。
惜しまず仲間を支える後援者像から、自分に戻る利益よりも、支援を受ける側が前へ進めることを中心に据えました。人に力を渡す姿勢が、利他寄りとする理由です。
1=強い利己性、2=利己寄り、3=組織・家のため/主な動機を定められない、4=利他寄り、5=強い利他性。境界付近の人物は2.75・3.25で表し、混在する動機のうち本作で少し重視する側を示します。人物の一生や史実上の善悪を断定する評価ではありません。
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人の縁を束ねる旗手
自分の考えや熱意を、はっきり伝えることで、自分らしい役割を見つける人。
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目先の成果を越えて、先の展開を描く姿に、定石を越える構想家の持ち味が表れます。
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局面を裏返す切れ者。局面を動かす鍵は、状況に合わせて、立場や方法を変えることです。
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