劉備
人の縁を束ねる旗手
自分の考えや熱意を、はっきり伝えることで、自分らしい役割を見つける人。
混沌・善 | 人物像の分類CHARACTER ARCHIVE / 人物列伝
知恵と言葉の応答者
秦宓は、字を子勅といい、益州広漢郡綿竹県の人で、弁舌と学識で知られた名士です。劉璋の時代には仕官の誘いを断っていました。劉備が関羽の仇討ちのため呉を攻めようとしたときは、反対して一時投獄されています。呉の使者・張温に「天に頭はあるか」「天に姓はあるか」と問い詰められると、『詩経』を引いて一つずつ答え、天の姓は天子と同じ「劉」だと返して感服させました。五帝の系譜や、皇・帝・王・覇の違いを筋道立てて論じる学者でもあり、226年に没しています。
THE WAY OF LIFE
思いがけない問いにも、言葉の角度を変えれば返す道はあります。秦宓は、知識をしまい込むより、その場で働く答えへ変える応答者です。用意された筋道だけでなく、相手の出方から考えを組み立てます。
機転の利く言葉は、緊張をほどくことも、鋭く切り返すこともできる。どちらを選ぶかに、その人の姿勢が表れます。知恵を一人の満足に終わらせず、場の意味を動かす人物像です。
不意の問いにひるまず、会話を自分の言葉で立て直せます。一方、うまい返答を求めすぎると、本当に答えるべき問題から離れることも。言い負かすことと理解を進めることを区別すれば、機知はいっそう頼れる力になります。
このページの性格・人物像と生き方の文章は、史実や『三国志演義』の記述そのものではなく、本サイト独自の8軸と人物タイプに基づく読み物です。史実上の性格を断定するものではなく、値も能力や武力の評価ではありません。
IN THE CHRONICLES
生年不詳–226 字は子勅。益州広漢郡綿竹県の人。
『三国志演義』では 劉璋の配下として登場し、劉備を益州に迎えることに反対する。
正史『三国志』を中心とした概略です。年や細部には異説があります。
THE EIGHT DIMENSIONS
高いほど優秀という意味ではありません。左右それぞれに持ち味があります。
SOUL ALIGNMENT / 秦宓の行動指針
慣例に縛られず自分の裁量を大切にする、組織や家のために動く、または動機が混在する。
善=自分の損得と無関係な他者支援、悪=自分個人の利益、中立=組織・家のため、または動機が混在する場合。秩序/混沌はルール/裁量で別に判定します。人物とユーザー診断には同じ判定範囲を適用します。中立は2.75より大きく3.25より小さい値で、境界の2.75・3.25は含みません。人物分類は本作の解釈です。人物ごとの動機に着目した分類であり、史実上の内心を断定するものではありません。史料に基づく人物像の解釈には幅があり、この分類は暫定的なものです。史料の記述と本サイトによる解釈を区別し、人物ごとの説明では分類の理由を紹介しています。
ALIGNMENT / 人物像の解釈
規律・裁量の視点
決められた答えを守るより、その場の問いに自分の知恵で応じる姿を裁量重視としています。知識の多寡ではなく、即興の判断を優先する点から混沌です。
動機の視点
このサイトでは、行動の動機を基準に善・中立・悪を分類しています。自分の損得と無関係に他者のために動く場合は善、自分個人の利益のために動く場合は悪、組織や家のために動く場合や主な動機を一方に定められない場合は中立です。実際の道徳性を測るものではなく、秩序・混沌の判定とは独立しています。
知恵と言葉で応じる姿を、所属する側の立場を保ち、交渉の役割を果たす働きとして解釈しています。弁舌の鋭さだけでは利他・利己を決めず、組織を代表する中立の動機に置きました。
1=強い利己性、2=利己寄り、3=組織・家のため/主な動機を定められない、4=利他寄り、5=強い利他性。境界付近の人物は2.75・3.25で表し、混在する動機のうち本作で少し重視する側を示します。人物の一生や史実上の善悪を断定する評価ではありません。
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人の縁を束ねる旗手
自分の考えや熱意を、はっきり伝えることで、自分らしい役割を見つける人。
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局面を裏返す切れ者。局面を動かす鍵は、状況に合わせて、立場や方法を変えることです。
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