三國志人物鑑 CHRONICLES OF YOUR SOUL

THE ADDITIONAL CHRONICLE

逸伝篇について

本編の108人に入りきらなかった人物を、あとから書き足していく追加篇です。ONにすると、診断の候補と人物図鑑に、逸伝篇の人物が加わります。

ONとOFFで変わること

OFFのときは、本編108人だけが対象です。ONにすると、診断の結果に逸伝篇の人物が出ることがあり、図鑑にも「逸伝」の一覧と「隠れた人々」が増えます。結果は、ONかOFFかで変わることがあります。

切り替えについて

この画面の上のスイッチで、いつでも切り替えられます。診断の途中で切り替えても、回答は残ります(結果の候補だけが、結果が出る時点の設定になります)。既読の記録は、ONでもOFFでも保たれます。初期設定はOFFです。

人物について

逸伝篇には、史書に記録の少ない人物や、『三国志演義』などの物語の中で知られる人物も含まれます。物語の人物は、人物ページにそのことと出典を書いています。人物像やアラインメントは、本編と同じく、本サイト独自の解釈です。

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CHARACTER ARCHIVE / 逸伝篇

韋昭

『呉書』を書き、酒の代わりに茶を賜った呉の史官

韋昭は、呉の史官です。『呉書』の編纂を四十年近く続け、陳寿の『三国志』呉書の多くはこの書に拠っています。孫皓の宴では一日中、七升の酒を強いられるなか、酒に弱い韋昭には初め茶がこっそり与えられました。「以茶代酒」の語源です。やがて孫皓の父を「紀」に書けという求めを「帝位に即いていないから伝」と退け、吉兆の報告を「人の箱の中の物にすぎない」と斬って、七十歳で獄に下され殺されました。経歴は『三国志』呉書「韋曜伝」をもとにしています。

呉郡雲陽の人で、字は弘嗣。本名は昭、『三国志』は晋の司馬昭の諱を避けて曜と記す。若くして学問を好み文章に長け、太子孫和に命じられて囲碁を戒める『博弈論』を書いた。諸葛恪の推挙で太史令となり『呉書』を撰し、孫休のもとでは劉向にならって書籍を校定した。孫皓が即位すると中書僕射・侍中となり左国史を領したが、父孫和を「紀」にせよという求めを「伝」と譲らず、吉兆の報告を「人の箱の中の物」と退けて疎まれた。宴で七升の酒を強いられ、初めは茶を賜ったが、寵が衰えると飲めないことを罪とされた。273年、獄に下されて殺された。七十歳。『国語注』は今も伝わる。

THE WAY OF LIFE

韋昭の生き方

孫皓の宴は一日中続き、酒量にかかわらず七升を飲まされた。韋昭は二升も飲めない。初めのうち孫皓は、こっそり茶を渡して酒の代わりにさせた。寵が衰えると、同じ飲めなさが罪になった。「以茶代酒」という言葉の、元の話です。

孫皓は父の孫和を皇帝として「紀」に書けと言った。韋昭は答えた。「帝位に即いておられないので、伝とすべきです」。周りが吉兆だと騒ぐものを問われれば、「人の家の箱の中の物にすぎません」。史官としては正しく、臣としては危うい答えを、何度も繰り返した。

獄の中から赦免を願う上書をした。孫皓は内容ではなく、紙に墨の汚れがあることを咎めた。華覈が何度も助命を上奏したが、聞かれなかった。七十歳。四十年近く書き続けた『呉書』は完成を見なかったが、陳寿がそれを土台に呉の歴史を書いた。

持ち味と、その裏側

四十年にわたって史料を集め、書き続けた持続力と、君主の前でも記録の筋を曲げない正しさ。『国語』の注は後世まで残る学問の力。一方で、その譲らなさが暴君の疑いを呼び、身を守ることができなかった。

IN THE CHRONICLES

史実・物語の歩み(概略)

204年〜273年(享年70)

揚州呉郡雲陽県の人。字は弘嗣。本名は昭。

  1. 204年、呉郡雲陽に生まれた。本名は昭。『三国志』が曜と記すのは晋の文帝司馬昭の諱を避けたためだが、張昭など他の「昭」は避けていないので、曜は本人の別名だったとも考えられている。
  2. 若くして学問を好み、文章に長けた。丞相の掾から西安県令に出て、尚書郎、太子中庶子となった。東宮で同僚の蔡穎が囲碁を好んだため、太子孫和は益がないとして韋昭に『博弈論』を書かせた。
  3. 孫和が廃されると黄門侍郎となった。孫亮が即位して諸葛恪が輔政すると、太史令に推挙されて『呉書』の撰述を始め、華覈・薛瑩らがこれに加わった。
  4. 孫休が即位すると中書郎・博士祭酒となり、劉向の故事にならって諸書を校定した。孫休は韋昭を侍講にしようとしたが、側近の張布が、古今の例で君主を戒めかねない学者を恐れて反対し、実現しなかった。孫休は張布を深く恨んだという。
  5. 孫皓が即位すると高陵亭侯に封じられ、中書僕射、のち侍中となり、左国史を領した。周囲がしきりに吉兆を言上するのを孫皓が問うと、「人の家の箱の中の物にすぎません」と答えた。孫皓が父の孫和を「紀」に書かせようとすると、帝位に即いていないので「伝」とすべきだと譲らなかった。こうしたことが重なり、次第に責められた。
  6. 韋昭は老衰を理由に侍中・左国史の二官を辞し、『呉書』を完成させたいと願ったが、孫皓は許さなかった。病があり、医薬の監護も厳しくなった。
  7. 孫皓の宴は一日中続き、列席者は酒量にかかわらず七升を限度とされ、飲み切れなくても注ぎ込まれた。韋昭は二升も飲めない。礼遇されていた初めのころは量を減らされ、密かに茶を賜って酒に代えた。寵が衰えると逆に強いられ、飲めないことを罪とされた。孫皓は酒後に侍臣に公卿を難詰させ、私事をあばいて楽しんだが、韋昭は「外で傷つけ合えば内に恨みが育つ」として、経義の問いを出すにとどめた。孫皓はこれを詔命に従わぬ不忠とみなした。
  8. 273年(鳳凰2年)、獄に下された。獄中から上書して赦免を願ったが、孫皓は紙の墨の汚れを咎めた。華覈が重ねて上疏して救おうとしたが許されず、殺された。七十歳。家族は零陵に流された。息子の韋隆は都で遺体を引き取ることができず、衣冠墓を築いて隠れ住み、呉が滅んだ280年に建業で遺骨を収めて郷里に葬った。
  9. 著書に『呉書』(華覈・薛瑩らと合撰)、『国語注』『漢書音義』『官職訓』『三呉郡国志』など。『国語注』は今日まで伝わる。陳寿は「学問に篤く古を好み、群籍を博く見て、記述の才があった」と評し、唐の劉知幾は、権力を恐れずに書いた史家として南史・董狐と並べて称えた。

主な出典
『三国志』呉書「韋曜伝」(王楼賀韋華伝)、裴松之注。経歴は Wikipedia・百度百科「韋昭」の記述も参照しています。

Wikipediaで見る ↗

SOUL ALIGNMENT

人物像の分類:秩序・善

史官として「帝位に即いていない者は紀にしない」という筋を守り、宴席で臣下同士を罵らせる命にも従わなかったことから、規律は秩序に置いています。

史官として、君主の父を「紀」に書けという求めを退け、吉兆の報告を否定し続けました。自分の身を守るなら従えばよかったことを、記録の正しさのために拒んだ人として、動機は利他寄りに置いています。

このページの性格・人物像と生き方の文章は、史実や『三国志演義』の記述そのものではなく、本サイト独自の8軸と人物タイプに基づく読み物です。

ABOUT THE CHRONICLE

強さではなく、生き方を。

48問・8つの性格軸・108人の人物データを使用しています。回答の平均値と人物プロフィールの距離で順位を決め、知名度で優先しません。一致度は8軸の回答と人物データの近さを百分率で表したもので、科学的な確率ではありません。

アラインメントについて

史料に基づく人物像の解釈には幅があり、この分類は暫定的なものです。史料の記述と本サイトによる解釈を区別し、人物ごとの説明では分類の理由を紹介しています。人物ごとの出典の裏付けには差があります。Wikipediaのリンクがあることだけで、動機の解釈が確定するものではありません。

人物側は、個人・組織・他者のどれを行動の主目的と捉えるかを個別に設定しています。分類ごとの人数は、人物像の違いによって異なります。史実上の内心や善悪の判定ではありません。プレイヤーの回答は人数比に合わせて補正せず、そのまま計算します。プレイヤーのアラインメントは初期状態では非表示です。説明を読んで表示を選んだ場合だけ、画面・保存画像・コピーテキスト・Xの投稿文に含まれます。「規律」だけを秩序/中立/混沌、「動機」だけを善/中立/悪に対応させ、独立に判定します。3.25以上を秩序・善、2.75以下を混沌・悪とします。人物とユーザー診断には同じ判定範囲を適用します。中立は2.75より大きく3.25より小さい値で、境界の2.75・3.25は含みません。境界付近の人物は2.75・3.25で表し、混在する動機のうち本作で少し重視する側を示します。分類名の追加による加点はありません。

善=自分の損得と無関係に他者のために動くこと、悪=自分個人の利益のために動くこと。組織や家が主目的の場合、または主な動機を一方に決められない場合は中立です。複数の動機があっても、他者支援・個人利益のどちらが主目的か明確なら4・2で表します。ルールを守って個人の利益を求める「秩序・悪」、ルールを破って他者を助ける「混沌・善」の両方が成立します。実際の道徳性を測るものではなく、史実上の人物の善悪も断定しません。人物紹介は、人物タイプと8つの性格軸から読み解く、本サイト独自の人物像です。

収録は108名です。魏28名・蜀28名・呉28名・群雄ほか20名・晋4名で、勢力は魏・蜀・呉・群雄ほか・晋の5分類です。診断を終えた回答は、このタブのセッション内に保持します。サーバーへ送信しません。再読み込み後も「自分の診断結果へ」から戻れます。ブラウザが保存を制限する場合は再読み込みで失われます。再診断を選ぶと保持した結果を削除します。

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「善・中立・悪」は行動の動機を表すゲーム用の分類で、実際の道徳性を測るものではありません。

アラインメントは8軸のうち「規律」と「動機」の2軸だけで決まります。一致度は8軸全体で計算するため、一致度の高い人物と分類が異なる場合があります。

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