CHARACTER ARCHIVE / 逸伝篇
祝融夫人
炎のように切り込む飛刀の名手
祝融夫人は、南蛮王・孟獲の妻として語られる、物語の中の女傑です。『三国志演義』第90回に登場し、陳寿の『三国志』には出てきません。伝説上の祝融神の末裔とされ、孟獲が諸葛亮に敗れ続けると、夫に代わって出陣します。飛刀で蜀の将の張嶷と馬忠を一騎討ちの末に捕らえましたが、魏延と馬岱に落馬させられて捕らわれ、人質交換で戻りました。七縦七擒のあとは、孟獲とともに蜀への忠誠を誓います。
南蛮王・孟獲の妻として語られる、物語の中の女傑。夫に代わって前線に立ち、飛刀で蜀の将を捕らえた。
THE WAY OF LIFE
祝融夫人の生き方
夫が負けを重ねると、自分が代わりに前へ出る。男勝りの気性で、迷いなく飛刀を構える祝融夫人は、戦いの場でいちばん生きる人物像です。
挑発に乗って捕らえられても、その後は蜀への忠誠を誓う側に回る。強い意地と、受け入れる懐の深さが、ひとつの人物像に同居しています。
持ち味と、その裏側
迷わず前に出て、周りの士気を一気に上げる力。一方で、挑発に乗りやすい面もあるため、一呼吸おいて相手の狙いを見ることも大切です。
IN THE CHRONICLES
史実・物語の歩み(概略)
生没年不詳(物語の人物)
南蛮王・孟獲の妻として語られる架空の人物。陳寿『三国志』には登場しない。
- 南蛮王・孟獲の妻で、伝説上の祝融神の末裔とされる(『三国志演義』)。
- 孟獲が諸葛亮に敗れ続けると、夫に代わって出陣し、蜀将の張嶷と馬忠を一騎討ちの末に捕らえた。
- 魏延の挑発に乗ったところを、魏延と馬岱に落馬させられて捕らえられ、張嶷・馬忠との人質交換で戻された。
- のち、七縦七擒を経て、孟獲とともに蜀への忠誠を誓った。
主な出典
『三国志演義』第90回
SOUL ALIGNMENT
人物像の分類:混沌・善
決まりより、自分の気性と判断で動く姿から、規律は裁量寄りとしています。
夫と南蛮の地を守るために出陣する姿に、家と郷里への責任を重ねています。自分の誇りも強く混ざるため、動機は利他寄りの境界に置いています。
このページの性格・人物像と生き方の文章は、史実や『三国志演義』の記述そのものではなく、本サイト独自の8軸と人物タイプに基づく読み物です。