三國志人物鑑 CHRONICLES OF YOUR SOUL

THE ADDITIONAL CHRONICLE

逸伝篇について

本編の108人に入りきらなかった人物を、あとから書き足していく追加篇です。ONにすると、診断の候補と人物図鑑に、逸伝篇の人物が加わります。

ONとOFFで変わること

OFFのときは、本編108人だけが対象です。ONにすると、診断の結果に逸伝篇の人物が出ることがあり、図鑑にも「逸伝」の一覧と「隠れた人々」が増えます。結果は、ONかOFFかで変わることがあります。

切り替えについて

この画面の上のスイッチで、いつでも切り替えられます。診断の途中で切り替えても、回答は残ります(結果の候補だけが、結果が出る時点の設定になります)。既読の記録は、ONでもOFFでも保たれます。初期設定はOFFです。

人物について

逸伝篇には、史書に記録の少ない人物や、『三国志演義』などの物語の中で知られる人物も含まれます。物語の人物は、人物ページにそのことと出典を書いています。人物像やアラインメントは、本編と同じく、本サイト独自の解釈です。

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CHARACTER ARCHIVE / 逸伝篇

曹騰

四帝に仕え、人材を推薦した曹操の養祖父

曹騰は、後漢の宦官で、曹操の養祖父にあたります。安帝の時代から宮中に仕え、桓帝の擁立にも関わり、費亭侯に封じられました。『後漢書』は、過失がなく、人材を推薦し、自分を弾劾した種暠を恨まなかったと伝えます。ただし、これらは後世の史書の評価で、ここでの人物像は、その記録からの読みです。

後漢の宦官。安帝のころから宮中に仕え、順帝のもとで中常侍となり、桓帝の擁立に貢献して費亭侯に封じられた。養子の曹嵩が曹操の父にあたる。

THE WAY OF LIFE

曹騰の生き方

蜀郡太守の贈賄の書状が見つかり、種暠が曹騰も弾劾した。曹騰は種暠を恨まず、有能な官吏だと称え、種暠は後に、司徒になれたのは曹常侍のおかげだと語った。信条を高めに置いたのは、この記録に基づく読みです。

三十年余り宮中に仕え、過失がなかったと司馬彪『続漢書』は記す。規律を高めに置いたのは、この好意的な評価に基づく読みで、後世の評価として扱っています。

持ち味と、その裏側

宮中で長く務め、人を傷つけず、虞放・辺韶・張温・張奐らの優れた人物を推薦した。高位に進んだ者たちに功を誇らなかったと伝わる。一方で、これらは史書の好意的な評価であり、曹騰自身の言葉は残っていません。

IN THE CHRONICLES

史実・物語の歩み(概略)

生没年不詳(桓帝の即位後も活動)

沛国譙の人。字は季興。後漢の宦官で、曹操の養祖父。

  1. 沛国譙の人で、字は季興。安帝の時代に黄門従官に任じられた(『後漢書』)。裴松之注に引く司馬彪『続漢書』は、少年のうちに黄門従官となり、宮中に三十年余り、四帝に仕えて過失がなかったと記す。四帝の内訳は、書かれていない。
  2. 順帝がまだ皇太子だったころ、鄧太后が、曹騰を年少で慎み深く誠実だとして、皇太子の学習に侍させ、特に親しまれた。順帝が即位すると、小黄門となり、のち中常侍に進んだ(『後漢書』)。
  3. 桓帝の即位に際し、長楽太僕の州輔らとともに擁立に貢献して費亭侯に封じられ、大長秋に進み、特進の位を加えられた(『後漢書』)。『三国志』武帝紀も、桓帝の世に中常侍・大長秋となり、費亭侯に封じられたと記す(本文)。
  4. 曹騰が推薦した人として、『後漢書』は、虞放、辺韶、延固、張温、張奐、堂谿典らの名を挙げ、いずれも国内の名士だったとする。『続漢書』は、彼らが高官になっても曹騰は功を誇らなかったと記す。ただし、推薦された人々の業績は、曹騰の功績とはいえない。
  5. 蜀郡太守が曹騰に贈賄しようとして出した書状を、益州刺史の種暠が見つけ、太守だけでなく曹騰も弾劾して廷尉に送るよう求めた。皇帝は「書状は外から来たもので、曹騰の過ちではない」として退けた。曹騰は気にせず、常に種暠を有能な官吏と称え、当時の人々がこれを称賛した。のち司徒になった種暠は、賓客に「今、自分が公になれたのは、曹常侍のおかげだ」と語った(『後漢書』)。
  6. この話で、種暠が書状を見つけた場所は、『続漢書』の引用では函谷関、『後漢書』では斜谷関と、書によって異なる。曹騰が弾劾された事実はあるが、賄賂を受け取った罪が確定したわけではない。種暠の任命を曹騰が決めたとも、書かれていない。
  7. 『後漢書』には、曹騰が別の宦官たちから不当に中傷された、という記事もある。これも、曹騰が処罰された事件ではない。
  8. 養子の曹嵩が爵位を継ぎ、太尉に至った。本文は「その生まれの由来は、詳しく確かめられない」と記す(武帝紀)。裴松之注は、呉人の『曹瞞伝』と郭頒『世語』が、曹嵩を夏侯氏の子で夏侯惇の叔父とすると伝える。陳寿本文が血縁を確定したものではなく、曹騰は、曹操の養祖父にあたる。
  9. 『後漢書』は、曹嵩が霊帝の時代に宦官に賄賂を贈り、西園にも多額の金を納めて太尉になったと記す。これは曹嵩についての記録で、曹騰が同じことをした証拠ではない。同巻にある、単超・侯覧・張譲らの権力の濫用も、曹騰のものではない。
  10. 没年は、確認した『三国志』武帝紀と『後漢書』には書かれていない。159年とする現代の資料もあるが、原典で確かめられず、確定できない。曹操誕生時に生存していたかも、断定できない。
  11. 太和3年(229年)、明帝の曹叡は、曹騰を高皇帝、夫人の呉氏を高皇后に追尊した(明帝紀・本文)。死後の追尊で、曹騰が生前に皇帝だったわけではない。
  12. 『後漢書』の末尾の「論」は、宦官が国を傾けたと厳しく批判する一方で、忠実で公正に邪を正そうとした宦官もいたと認める。ただし、これは宦者列伝全体の総評で、曹騰個人への評価ではない。陳寿の評も、曹操の才を論じ、曹騰個人についての評は見つからなかった。
  13. 今回確認した原典には、曹騰の悪い行いとして立証された記録は見つからなかった。ただし、悪い記録がないことは、悪いことをしなかったという意味ではない。同時代の宦官たちの罪を曹騰に重ねてもいない。

主な出典
『三国志』魏書 武帝紀・明帝紀(裴松之注に引く司馬彪『続漢書』『曹瞞伝』『世語』)、『後漢書』宦者列伝(曹騰伝)

Wikipediaで見る ↗

SOUL ALIGNMENT

人物像の分類:秩序・善

宮中の務めを長く、過失なく果たしたという記録から、規律は秩序寄りとしています。

人材を推薦したこと、自分を弾劾した種暠を恨まず、能力を認めたことなど、公の面に沿った行動の記録が複数あるため、動機は公寄りに置いています。ただし、これらを書いたのは後世の史書で、本人の内心が書かれているわけではありません。

このページの性格・人物像と生き方の文章は、史実や『三国志演義』の記述そのものではなく、本サイト独自の8軸と人物タイプに基づく読み物です。

ABOUT THE CHRONICLE

強さではなく、生き方を。

48問・8つの性格軸・108人の人物データを使用しています。回答の平均値と人物プロフィールの距離で順位を決め、知名度で優先しません。一致度は8軸の回答と人物データの近さを百分率で表したもので、科学的な確率ではありません。

アラインメントについて

史料に基づく人物像の解釈には幅があり、この分類は暫定的なものです。史料の記述と本サイトによる解釈を区別し、人物ごとの説明では分類の理由を紹介しています。人物ごとの出典の裏付けには差があります。Wikipediaのリンクがあることだけで、動機の解釈が確定するものではありません。

人物側は、個人・組織・他者のどれを行動の主目的と捉えるかを個別に設定しています。分類ごとの人数は、人物像の違いによって異なります。史実上の内心や善悪の判定ではありません。プレイヤーの回答は人数比に合わせて補正せず、そのまま計算します。プレイヤーのアラインメントは初期状態では非表示です。説明を読んで表示を選んだ場合だけ、画面・保存画像・コピーテキスト・Xの投稿文に含まれます。「規律」だけを秩序/中立/混沌、「動機」だけを善/中立/悪に対応させ、独立に判定します。3.25以上を秩序・善、2.75以下を混沌・悪とします。人物とユーザー診断には同じ判定範囲を適用します。中立は2.75より大きく3.25より小さい値で、境界の2.75・3.25は含みません。境界付近の人物は2.75・3.25で表し、混在する動機のうち本作で少し重視する側を示します。分類名の追加による加点はありません。

善=自分の損得と無関係に他者のために動くこと、悪=自分個人の利益のために動くこと。組織や家が主目的の場合、または主な動機を一方に決められない場合は中立です。複数の動機があっても、他者支援・個人利益のどちらが主目的か明確なら4・2で表します。ルールを守って個人の利益を求める「秩序・悪」、ルールを破って他者を助ける「混沌・善」の両方が成立します。実際の道徳性を測るものではなく、史実上の人物の善悪も断定しません。人物紹介は、人物タイプと8つの性格軸から読み解く、本サイト独自の人物像です。

収録は108名です。魏28名・蜀28名・呉28名・群雄ほか20名・晋4名で、勢力は魏・蜀・呉・群雄ほか・晋の5分類です。診断を終えた回答は、このタブのセッション内に保持します。サーバーへ送信しません。再読み込み後も「自分の診断結果へ」から戻れます。ブラウザが保存を制限する場合は再読み込みで失われます。再診断を選ぶと保持した結果を削除します。

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「善・中立・悪」は行動の動機を表すゲーム用の分類で、実際の道徳性を測るものではありません。

アラインメントは8軸のうち「規律」と「動機」の2軸だけで決まります。一致度は8軸全体で計算するため、一致度の高い人物と分類が異なる場合があります。

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