CHARACTER ARCHIVE / 逸伝篇
孫尚香
気丈にまっすぐ、自分の道を選ぶ人
孫尚香は、孫堅の娘で孫権の妹です。劉備との関係を固めるために嫁ぎ、才気と剛勇は兄たちに似ていたと伝わります。百人あまりの侍女が剣を持って侍り、劉備は部屋に入るたびに心が休まらなかった、と法正伝にあります。劉備が益州に入ったのちに呉へ帰り、そのとき劉禅を連れて行こうとしましたが、趙雲らに阻まれました。その後の消息は史書に残っていません。「孫尚香」の名は『演義』など後世のもので、史書では「孫夫人」です。夷陵の戦いのあとに川へ身を投げたという話も、後世の創作です。経歴は『三国志』法正伝・先主伝と『三国志演義』をもとにしています。
孫権の妹で、劉備に嫁いだ人。気性が激しく、武装した侍女たちに囲まれて暮らしたと伝わる。
THE WAY OF LIFE
孫尚香の生き方
周囲の思惑に流されず、自分の気持ちで道を選ぶ。孫尚香は、気丈さと誇り高さを持つ人物像です。
兄譲りの剛勇と才気で、堂々と振る舞う。決まりに縛られない自由さと、迷いなく動く力強さを重ねています。
持ち味と、その裏側
物怖じしない気丈さと、自分の道を自分で選ぶ力。一方で、思い込むと周囲と衝突しやすいため、相手の立場を聞く余裕を持つことも大切です。
IN THE CHRONICLES
史実・物語の歩み(概略)
生没年不詳(後漢末〜三国時代)
呉郡富春県の人。孫堅の娘で、孫権の妹。
- 孫堅の娘で孫権の妹。劉備との関係を固めるため、劉備に嫁いだ。
- 才気と剛勇は兄たちに似ていたと伝わる。百人あまりの侍女は剣を持って侍り、劉備は部屋に入るたびに心が休まらなかったという(法正伝)。
- 驕り高ぶって法を守らないとされ、劉備が益州に入ったのちに呉へ帰った。そのとき劉禅を連れて行こうとしたが、趙雲らに阻まれた。
- その後の消息は史書に残っていない。
- 「孫尚香」という名は『演義』や後世の物語のもので、史書では「孫夫人」。夷陵の戦いのあと川に身を投げたという話も後世の創作。
主な出典
『三国志』蜀書 法正伝・先主伝、『三国志演義』
SOUL ALIGNMENT
人物像の分類:混沌・中立
決まりごとより、自分の意思を優先する姿から、規律は裁量寄りとしています。
兄と夫の間にありながら、自分の立場と気持ちで動く姿から、動機は中間に置いています。
このページの性格・人物像と生き方の文章は、史実や『三国志演義』の記述そのものではなく、本サイト独自の8軸と人物タイプに基づく読み物です。