三國志人物鑑 CHRONICLES OF YOUR SOUL

THE ADDITIONAL CHRONICLE

逸伝篇について

本編の108人に入りきらなかった人物を、あとから書き足していく追加篇です。ONにすると、診断の候補と人物図鑑に、逸伝篇の人物が加わります。

ONとOFFで変わること

OFFのときは、本編108人だけが対象です。ONにすると、診断の結果に逸伝篇の人物が出ることがあり、図鑑にも「逸伝」の一覧と「隠れた人々」が増えます。結果は、ONかOFFかで変わることがあります。

切り替えについて

この画面の上のスイッチで、いつでも切り替えられます。診断の途中で切り替えても、回答は残ります(結果の候補だけが、結果が出る時点の設定になります)。既読の記録は、ONでもOFFでも保たれます。初期設定はOFFです。

人物について

逸伝篇には、史書に記録の少ない人物や、『三国志演義』などの物語の中で知られる人物も含まれます。物語の人物は、人物ページにそのことと出典を書いています。人物像やアラインメントは、本編と同じく、本サイト独自の解釈です。

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CHARACTER ARCHIVE / 逸伝篇

呂虔

泰山で十数年、威と恩で賊を降し、佩刀を王祥に譲った魏の将

呂虔は、字を子恪といい、任城郡の人で、曹操に仕えた魏の将軍です。兗州にいた曹操に胆略を認められ、私兵を率いて湖陸を守りました。のち泰山太守として、恩と信義で山中の賊を降し、民を呼び戻し、泰山を精兵の州郡で随一に育てます。夏侯淵とともに済南の黄巾も破りました。曹丕の代には徐州刺史となり、別駕の王祥に民政を任せて、人を任用できると称えられました。経歴は『三国志』魏書をもとにしています。

字は子恪。任城郡(現在の山東省済寧市付近)の人。192年、曹操が兗州を治めていた頃、胆略があると聞かれて従事に任じられ、私兵を率いて湖陸を守った。襄賁校尉の杜松のもとで、部民の炅母らが昌豨と通じて乱を起こすと、曹操は呂虔を杜松の後任とした。呂虔は、炅母らの首領と仲間数十人を酒食に招き、壮士を側に伏せて、酔ったところで皆殺しにし、残る者を慰撫して乱を鎮めた。のち泰山太守を兼ねる。泰山郡は山と海に接し、世が乱れて民が逃げ隠れ、袁紹が任じた郭祖・公孫犢ら数十人が山に拠って賊となり、民を苦しめていた。呂虔は私兵を率いて赴任し、恩と信義を示すと、郭祖らは降り、山中に隠れた民もみな出て生業に戻った。強い者を選んで兵に補ったため、泰山は精兵で州郡の第一と評された。済南の黄巾の徐和らが長吏をさらい、城を攻めると、夏侯淵と会して数十戦し、数千人を斬り捕らえた。曹操は青州の諸郡の兵を督して、東萊の李条らを討たせ、功を立てた。曹操は令を出し、「卿が郡に赴任して以来、奸を捕らえ暴を討ち、民は安んじた」と称え、寇恂・耿弇になぞらえた。茂才に挙げられ、騎都尉を加えられ、泰山の統治は変わらなかった。泰山には十数年在任し、威と恵みで知られた。曹丕が魏王となると、裨将軍・益寿亭侯、のち徐州刺史・威虜将軍となり、王祥を別駕に招いて民政を任せた。利城の叛賊を討って功を立てた。曹叡の即位後、万年亭侯に移され、食邑は二百戸増えて六百戸となった。没後、子の呂翻が爵位を継いだ。

THE WAY OF LIFE

呂虔の生き方

炅母らの乱に対し、酒食に招いて油断させ、伏兵で一網打尽にするという、荒い策で鎮めた。一方、泰山では恩と信義で郭祖らを降し、山に隠れていた民を帰した。

呂虔は佩刀を持っていた。刀工が、この刀を佩びる者は必ず三公に登ると見たという。呂虔は別駕の王祥に、「私は三公になる器ではない。公輔の器を持つ貴方に贈ろう」と言い、固辞する王祥に強いて受け取らせた。のち王祥は太保に昇り、臨終には弟の王覧に刀を贈った。『蒙求』にも収められた話だが、『三国志』呂虔伝には見えない。

持ち味と、その裏側

胆略と、民を安んじる統治。陳寿は「胆略があり、泰山で十数年、威恩があった」と評し、李通・臧覇・文聘・呂虔の四人を、州郡を鎮守して威恵を著した人々に挙げた。盧弼は、文聘・杜畿・呂虔が長く同じ任地にあり、郡守・刺史がこのように信任されたと記す。曹操は呂虔を寇恂・耿弇になぞらえて称えた。一方、炅母らの謀殺のような、荒い一面もある。

IN THE CHRONICLES

史実・物語の歩み(概略)

生没年不詳

任城郡の人。字は子恪。

  1. 192年: 曹操が兗州を治めていた頃、胆略があると聞かれて従事となり、私兵を率いて湖陸を守る。
  2. 襄賁: 杜松の部下の炅母らが昌豨と通じて乱を起こす。曹操は呂虔を杜松の後任とし、呂虔は炅母らを酒食に招いて伏兵で討った。
  3. 泰山太守: 郭祖・公孫犢らの賊を、恩と信義で降し、逃げ隠れた民を帰した。強い者を兵に補い、泰山は精兵で州郡の第一となった。
  4. 済南の黄巾: 夏侯淵と会して、徐和らを数十戦して破り、数千人を斬り捕らえた。
  5. 青州の賊: 曹操の命で、青州の諸郡の兵を督して東萊の李条らを討ち、功を立てた。曹操は令を出して称賛した。
  6. のち: 茂才に挙げられ、騎都尉を加えられた。泰山で十数年在任した。
  7. 220年: 曹丕が魏王となると、裨将軍・益寿亭侯を加えられ、のち徐州刺史・威虜将軍となる。王祥を別駕に招き、民事を委ねた。利城の叛賊を討って功を立てた。
  8. 227年: 曹叡が即位すると、万年亭侯に移され、食邑は二百戸増えて六百戸となった。
  9. 没後: 子の呂翻が爵位を継いだ。
  10. 佩刀の逸話: 呂虔は、三公に登るとされた佩刀を、公輔の器と見た王祥に贈ったと伝わる。王祥は太保に昇り、刀はのち王覧に伝わった。
  11. 『三国志演義』: 劉曄の推薦で曹操に仕え、呂布配下の薛蘭を射殺し、劉備征伐では李典らと先鋒を務め、赤壁では水軍の後軍を率いる。

主な出典
『三国志』魏書「二李臧文呂許典二龐閻伝」(呂虔伝)、『蒙求』。

Wikipediaで見る ↗

SOUL ALIGNMENT

人物像の分類:秩序・善

泰山の秩序を回復し、のちは徐州で刺史として民政を整えたことから、規律は秩序寄りに置いています。

賊を降して民を呼び戻し、泰山を安定させたことから、動機は民を安んじる側に置いています。炅母らの謀殺のような厳しい手段も、乱を鎮めるためのものと見ています。

このページの性格・人物像と生き方の文章は、史実や『三国志演義』の記述そのものではなく、本サイト独自の8軸と人物タイプに基づく読み物です。

ABOUT THE CHRONICLE

強さではなく、生き方を。

48問・8つの性格軸・108人の人物データを使用しています。回答の平均値と人物プロフィールの距離で順位を決め、知名度で優先しません。一致度は8軸の回答と人物データの近さを百分率で表したもので、科学的な確率ではありません。

アラインメントについて

史料に基づく人物像の解釈には幅があり、この分類は暫定的なものです。史料の記述と本サイトによる解釈を区別し、人物ごとの説明では分類の理由を紹介しています。人物ごとの出典の裏付けには差があります。Wikipediaのリンクがあることだけで、動機の解釈が確定するものではありません。

人物側は、個人・組織・他者のどれを行動の主目的と捉えるかを個別に設定しています。分類ごとの人数は、人物像の違いによって異なります。史実上の内心や善悪の判定ではありません。プレイヤーの回答は人数比に合わせて補正せず、そのまま計算します。プレイヤーのアラインメントは初期状態では非表示です。説明を読んで表示を選んだ場合だけ、画面・保存画像・コピーテキスト・Xの投稿文に含まれます。「規律」だけを秩序/中立/混沌、「動機」だけを善/中立/悪に対応させ、独立に判定します。3.25以上を秩序・善、2.75以下を混沌・悪とします。人物とユーザー診断には同じ判定範囲を適用します。中立は2.75より大きく3.25より小さい値で、境界の2.75・3.25は含みません。境界付近の人物は2.75・3.25で表し、混在する動機のうち本作で少し重視する側を示します。分類名の追加による加点はありません。

善=自分の損得と無関係に他者のために動くこと、悪=自分個人の利益のために動くこと。組織や家が主目的の場合、または主な動機を一方に決められない場合は中立です。複数の動機があっても、他者支援・個人利益のどちらが主目的か明確なら4・2で表します。ルールを守って個人の利益を求める「秩序・悪」、ルールを破って他者を助ける「混沌・善」の両方が成立します。実際の道徳性を測るものではなく、史実上の人物の善悪も断定しません。人物紹介は、人物タイプと8つの性格軸から読み解く、本サイト独自の人物像です。

収録は108名です。魏28名・蜀28名・呉28名・群雄ほか20名・晋4名で、勢力は魏・蜀・呉・群雄ほか・晋の5分類です。診断を終えた回答は、このタブのセッション内に保持します。サーバーへ送信しません。再読み込み後も「自分の診断結果へ」から戻れます。ブラウザが保存を制限する場合は再読み込みで失われます。再診断を選ぶと保持した結果を削除します。

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「善・中立・悪」は行動の動機を表すゲーム用の分類で、実際の道徳性を測るものではありません。

アラインメントは8軸のうち「規律」と「動機」の2軸だけで決まります。一致度は8軸全体で計算するため、一致度の高い人物と分類が異なる場合があります。

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